矢津久良のひとりごと。

気ままに、のんびり。

フォーマルとオフィスカジュアル

こんばんは。

窓際でのんびり日向ぼっこが気持ち良い

今日この頃ですね。

 

アプリで服や靴を見ていて、ふと思ったので

記事にしてみました。

 

 

フォーマルとオフィスカジュアルはどう違うのか????

 

というのもですね・・・、

最近はいろんなお洋服が出てきていて、それは

普段着に限ったことではありませんよね。

 

スーツにもかなり広い幅が出てきています。

今までは、

 

スーツの色が少しカラフルになってきて、

カッターシャツが襟にボタン付きのカジュアル

志向になり、

 

中にはそもそも

ジャケットの下はTシャツ

という

オシャレ志向・個性重視の所も増えてきて、

 

オフィススタイルが非形式的になりつつあります。

 

見た目で威圧することをやめる方向に進んでいる現状、

不要な緊張や威嚇をやめるという意味で

パフォーマンスの向上やメンタルの保護に

繋がる効果を、より重視しているように思います。

 

 

さて、

そんな中でよく出てくるようになった言葉が

冒頭にあるオフィスカジュアルなのですが、

 

皆さんの中ではどんなイメージでしょうか。

 

襟の形は?

 

服の色は?

 

Gパンは入る?

 

ヒールの高さは?

 

 

どこまでがオフィスカジュアルで、

どこからがカジュアルで、

どこまでがオフィススタイルなのでしょう?

 

某ショップのジャケット・パンツ・スカートの

セットの売り文句に、

 

「だらしなくないフォーマル」

 

というものがありました。

 

あ、それいいな。

と思って見てみましたが、原宿系とシティ系を

足して割ったらこんな感じになりそうだな、

という温度感のデザインでした。

 

裾が長め・広めのノーカラージャケットで、

パンツは八分丈のゴム入り、

スカートは七分丈で側面にボタン・ステッチ。

 

色は黒でしたが、全体的なシルエットは

ファッション誌で見るカジュアルな普段着に

かなり近づけてある印象です。

 

・・・と書くとそれはオフィスカジュアルの

カテゴリには入らないのか?と感じるかも

しれません。

 

しかし売り文句はあくまで「フォーマル」

というカテゴリのようです。

 

 

一度この三点セットから離れて考えようと思います。

 

 

1.灰襟ありジャケット

2.紺襟無しジャケット

 

a.白リボンタイブラウス

b.白無地Tシャツ

 

○膝丈黒ペンシルスカート

□七分丈ミントグリーンAスカート

 

例えば上記のような選択肢があった時、

 

仮に

 

甲:1+a+○=フォーマル

乙:2+b+□=オフィスカジュアル

 

と定義します。

 

これは単純に、

 

無彩色ならフォーマル

カラフルならオフィスカジュアル

 

と判断できます。

(或いは、見た目がスッキリor華やか、とも

判断できますね。)

 

・・・他の組み合わせも想像してみてください。

 

そこにフォーマルはいくつあって、

オフィスカジュアルはいくつあって、

明確な判断基準はいくつありそうでしょうか?

 

判断の足場を想定した上で、

かなり選択肢を狭めているのですが、

それでも実際悩む私たちがいます。

 

原因はもしかしたら、

全体のシルエットと襟にあるかもしれません。

 

  • ジャケットの襟の有無
  • シャツの襟の有無
  • ボトムスのシルエットの印象

 

この3つが揃っている甲と乙はハッキリ分かれ、

概念的なレベルでの共通点があるから

分類しやすいということですね。

 

しかし、

 

1.灰襟ありジャケット
2.紺襟無しジャケット

3.黒襟ありジャケット

 

a.白リボンタイブラウス
b.白無地Tシャツ

c.白カッターシャツ

 

○膝丈黒ペンシルスカート
□七分丈ミントグリーンAスカート

△膝上丈白タイトスカート

 

こんな風になったら、益々判断が難しくなるのが

実感できるのではないでしょうか。

 

 

話を戻して、件の「だらしなくないフォーマル」

ですが、これも上記に当てはめて考えた時に

やはり問題となるのはシルエットと襟です。

 

服のデザインが多岐にわたる現代ではもはや

何をフォーマルとし、

何をオフィスカジュアルとするのかは

相手(ひいては自分)の印象次第なのです。

 

そして就活現場に増加してきている

面接(入社)はオフィスカジュアルでOK

の文字列は、過度な緊張を緩めてくれながらも

一方で、新たな緊張をもたらしてくれるのです。

 

そしてその緊張は、ともするとフォーマル以上に

人々を緊張させ、威嚇してくるのかもしれません。