矢津久良のひとりごと。

気ままに、のんびり。

てれびで「君の名は。」を見た話。

謹んで迎春のお慶びを申し上げます。

本年もどうぞ、よろしくお願い致します。

 

2018年最初の投稿が年賀状イラストにならないことが、

ちょっと悔しい矢津久良です。w

(完成次第、上げますね!w)

 

今日は映画「君の名は。」を見たので、

その感想と、ツイッターで回っている情報を

絡めて少し描きたいと思います。

 

 

 

最初に言いたいのは、本当に背景綺麗だな!

 

やはり空を描かせたら一番、と言われるだけあって、

美麗な映像でしたね。

彗星だけでなく、昼間の雲の流れも、

山からの景色も、そして日常の風景の一コマも。

 

昨今のアニメ作品って、なかなかあそこまで

滑らかに繊細に書き込んでいないので、

貴重な作品だし、映画でよかったなぁと思います。

 

 

 

次いで挙げるべきは、圧倒的に演技力が上がっている

神木隆之介さんですね。

 

Dr.コトー診療所時代から見ていた1ファンなので

その感動も一入ですが、

やはりその枠を抜きにして考えても、

本当にいい表現力でした。

 

女の子が男の子の中に入ってしまって、

それを隠そうとしているのについ

女子っぽさや訛りが出てしまっている・・・

そんな複雑難解な演技を見事にこなしています。

 

 

 

最後に言及しておきたいのが

エンディングについて。

 

実はあのエンディングは、

当初予定していたシナリオから

大幅に変更してできたものだそうです。

 

というのも、

新海監督はそもそもアニメ作品やシナリオゲーム系に

めっぽう強い方。

その手がけた作品はいずれも、

ヒロイン・主人公共に

 

「互いへの片思いのまま叶わず終わる」

 

という形式のものなのだとか。

そしてその例に漏れず本来は、

君の名は。」についても

ヒロインはすでに別の男性と籍を入れており、主人公が

それに告白して最終的には・・・という流れに

なる予定だったというのです。

 

「もしそうだったら、きっとこんなに

ヒットしていなかっただろう」

 

・・・というのが、ツイッターでも

圧倒的によく見られた意見でした。

 

一般に受け入れられる内容にする判断として、

今回の内容変更に働きかけたプロデューサーさんは

まさに名采配だったと言うべきですね。

 

どんなに良い作品でも、

その結びが受け入れられるものでなければ、

より多くの人に受け入れられることは難しい。

・・・この肝をしっかり念頭において作られた

ことが分かり、且つ、監督の持ち味を

存分に引き出した良作でした。

 

 

以下、付記。

いつもスターやコメントをいただき、

ありがとうございます。

とても励みになっています!ヾ(*´∀`*)ノ

 

今年もマイペースに、

書きたくなったことについてじっくり、

時には、筆の走るままに、

綴っていこうと思います。